mirror of https://github.com/tiangolo/fastapi.git
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# リクエストボディ
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クライアント (ブラウザなど) からAPIにデータを送信する必要があるとき、データを **リクエストボディ (request body)** として送ります。
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**リクエスト** ボディはクライアントによってAPIへ送られます。**レスポンス** ボディはAPIがクライアントに送るデータです。
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APIはほとんどの場合 **レスポンス** ボディを送らなければなりません。しかし、クライアントは必ずしも **リクエスト** ボディを送らなければいけないわけではありません。
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**リクエスト** ボディを宣言するために <a href="https://docs.pydantic.dev/" class="external-link" target="_blank">Pydantic</a> モデルを使用します。そして、その全てのパワーとメリットを利用します。
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/// info | 情報
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データを送るには、`POST` (もっともよく使われる)、`PUT`、`DELETE` または `PATCH` を使うべきです。
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GET リクエストでボディを送信することは、仕様では未定義の動作ですが、FastAPI でサポートされており、非常に複雑な(極端な)ユースケースにのみ対応しています。
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非推奨なので、Swagger UIを使った対話型のドキュメントにはGETのボディ情報は表示されません。さらに、中継するプロキシが対応していない可能性があります。
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## Pydanticの `BaseModel` をインポート
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ます初めに、 `pydantic` から `BaseModel` をインポートする必要があります:
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{* ../../docs_src/body/tutorial001.py hl[2] *}
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## データモデルの作成
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そして、`BaseModel` を継承したクラスとしてデータモデルを宣言します。
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すべての属性にpython標準の型を使用します:
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{* ../../docs_src/body/tutorial001.py hl[5:9] *}
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クエリパラメータの宣言と同様に、モデル属性がデフォルト値をもつとき、必須な属性ではなくなります。それ以外は必須になります。オプショナルな属性にしたい場合は `None` を使用してください。
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例えば、上記のモデルは以下の様なJSON「`オブジェクト`」(もしくはPythonの `dict` ) を宣言しています:
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```JSON
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{
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"name": "Foo",
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"description": "An optional description",
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"price": 45.2,
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"tax": 3.5
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}
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```
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...`description` と `tax` はオプショナル (デフォルト値は `None`) なので、以下のJSON「`オブジェクト`」も有効です:
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```JSON
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{
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"name": "Foo",
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"price": 45.2
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}
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```
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## パラメータとして宣言
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*パスオペレーション* に加えるために、パスパラメータやクエリパラメータと同じ様に宣言します:
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{* ../../docs_src/body/tutorial001.py hl[16] *}
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...そして、作成したモデル `Item` で型を宣言します。
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## 結果
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そのPythonの型宣言だけで **FastAPI** は以下のことを行います:
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* リクエストボディをJSONとして読み取ります。
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* 適当な型に変換します(必要な場合)。
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* データを検証します。
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* データが無効な場合は、明確なエラーが返され、どこが不正なデータであったかを示します。
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* 受け取ったデータをパラメータ `item` に変換します。
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* 関数内で `Item` 型であると宣言したので、すべての属性とその型に対するエディタサポート(補完など)をすべて使用できます。
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* モデルの<a href="http://json-schema.org" class="external-link" target="_blank">JSONスキーマ</a>定義を生成し、好きな場所で使用することができます。
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* これらのスキーマは、生成されたOpenAPIスキーマの一部となり、自動ドキュメントの<abbr title = "User Interfaces">UI</abbr>に使用されます。
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## 自動ドキュメント生成
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モデルのJSONスキーマはOpenAPIで生成されたスキーマの一部になり、対話的なAPIドキュメントに表示されます:
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<img src="/img/tutorial/body/image01.png">
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そして、それらが使われる *パスオペレーション* のそれぞれのAPIドキュメントにも表示されます:
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<img src="/img/tutorial/body/image02.png">
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## エディターサポート
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エディターによる型ヒントと補完が関数内で利用できます (Pydanticモデルではなく `dict` を受け取ると、同じサポートは受けられません):
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<img src="/img/tutorial/body/image03.png">
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型によるエラーチェックも可能です:
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<img src="/img/tutorial/body/image04.png">
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これは偶然ではなく、このデザインに基づいてフレームワークが作られています。
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全てのエディターで機能することを確認するために、実装前の設計時に徹底的にテストしました。
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これをサポートするためにPydantic自体にもいくつかの変更がありました。
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上記のスクリーンショットは<a href="https://code.visualstudio.com" class="external-link" target="_blank">Visual Studio Code</a>を撮ったものです。
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しかし、<a href="https://www.jetbrains.com/pycharm/" class="external-link" target="_blank">PyCharm</a>やほとんどのPythonエディタでも同様なエディターサポートを受けられます:
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<img src="/img/tutorial/body/image05.png">
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/// tip | 豆知識
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<a href="https://www.jetbrains.com/pycharm/" class="external-link" target="_blank">PyCharm</a>エディタを使用している場合は、<a href="https://github.com/koxudaxi/pydantic-pycharm-plugin/" class="external-link" target="_blank">Pydantic PyCharm Plugin</a>が使用可能です。
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以下のエディターサポートが強化されます:
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* 自動補完
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* 型チェック
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* リファクタリング
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* 検索
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* インスペクション
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## モデルの使用
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関数内部で、モデルの全ての属性に直接アクセスできます:
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{* ../../docs_src/body/tutorial002.py hl[19] *}
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## リクエストボディ + パスパラメータ
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パスパラメータとリクエストボディを同時に宣言できます。
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**FastAPI** はパスパラメータである関数パラメータは**パスから受け取り**、Pydanticモデルによって宣言された関数パラメータは**リクエストボディから受け取る**ということを認識します。
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{* ../../docs_src/body/tutorial003.py hl[15:16] *}
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## リクエストボディ + パスパラメータ + クエリパラメータ
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また、**ボディ**と**パス**と**クエリ**のパラメータも同時に宣言できます。
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**FastAPI** はそれぞれを認識し、適切な場所からデータを取得します。
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{* ../../docs_src/body/tutorial004.py hl[16] *}
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関数パラメータは以下の様に認識されます:
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* パラメータが**パス**で宣言されている場合は、優先的にパスパラメータとして扱われます。
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* パラメータが**単数型** (`int`、`float`、`str`、`bool` など)の場合は**クエリ**パラメータとして解釈されます。
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* パラメータが **Pydantic モデル**型で宣言された場合、リクエスト**ボディ**として解釈されます。
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/// note | 備考
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FastAPIは、`= None`があるおかげで、`q`がオプショナルだとわかります。
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`Optional[str]` の`Optional` はFastAPIでは使用されていません(FastAPIは`str`の部分のみ使用します)。しかし、`Optional[str]` はエディタがコードのエラーを見つけるのを助けてくれます。
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## Pydanticを使わない方法
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もしPydanticモデルを使用したくない場合は、**Body**パラメータが利用できます。[Body - Multiple Parameters: Singular values in body](body-multiple-params.md#_2){.internal-link target=_blank}を確認してください。
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